グレープフルーツを使った酵素シロップの作り方

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グレープフルーツを使って酵素シロップ作りに挑戦

グレープフルーツ

今回はグレープフルーツを使って酵素シロップを作りたいと思います。

 

グレープフルーツと言えば、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれていますので、美肌効果や免疫力アップ、疲労回復などへの期待ができそうですね。

 

またグレープフルーツの皮にリモネンという精油成分が含まれていて、香りを嗅ぐだけで交感神経を刺激して新陳代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすくなるようです。

 

基本的にはどの材料を使っても作り方は変わりませんので、詳しい作り方の手順については、「酵素シロップの作り方【手順編】」のページで紹介していますので参考にして頂ければと思います。

 

今回材料として使うのは、グレープフルーツ2個と上白糖(白砂糖)です。

 

グレープフルーツと上白糖(白砂糖)

 

1.材料を切る

グレープフルーツの皮は剥いても剥かなくてもOKで、輪切りにします。

 

グレープフルーツを輪切りにする

 

柑橘類の皮には苦味がありますので剥いておきます。

 

2.材料を容器に入れる

グレープフルーツと上白糖の分量の割合は1:1.1。

 

最初に上白糖を下に敷きつめてから、グレープフルーツ→上白糖→グレープフルーツ→上白糖→グレープフルーツと3〜4層くらいに重ね、最後に上白糖を被せます。

 

グレープフルーツと上白糖を重ねて入れていく

 

容器の口は空気が入るように、開いたままにしておくか、虫や埃などが入らないか気になる方は、ガーゼを上に被せてから輪ゴムなどで絞っておきましょう。

 

ガーゼを被せている容器

 

3.毎日かき混ぜる

手についている常在菌を利用して発酵させていきますので、毎日水洗いしてしっかりと拭き取った素手で1日1〜2回かき混ぜます。

 

4.その後の経過

 

グレープフルーツのシロップの経過

 

2週間後、砂糖が完全に溶けてなくなりましたので、これでグレープフルーツのシロップの完成としたいと思います。

 

グレープフルーツのシロップを容器に移す様子

 

グレープフルーツのシロップを飲んでみました。

 

味はイメージ通り、グレープフルーツに砂糖をかけた時の味そのまんまで、甘みとグレープフルーツ特有のほのかな苦味も少し感じます。

 

ミネラルウォーターや炭酸水、豆乳との相性はよく、特に炭酸水がメタボー的にはおすすめでした。

 

グレープフルーツをドライフルーツにしました。

 

あと酵素シロップを摂りだした後のグレープフルーツの材料は、ドライフルーツメーカーを使って、グレープフルーツのドライフルーツにしました。

 

手作り酵素シロップ一覧

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【豆知識】グレープフルーツの栄養とカロリーについて

脂質を含まないグレープフルーツはインスリンが出にくい性質と様々なダイエット効果があることから脂肪組織に糖の取り込みがされない柑橘系果物として知られています。

 

1食分を2分の1個としたときにカロリーは約60kcalと決して低カロリー食材とはいえませんが、肥満傾向を軽減するサポート成分が注目されています。

 

ダイエットにうってつけの補助食材

グレープフルーツに着目される成分は香りや味など五感に刺激を与える作用もみられます。それぞれの観点からダイエットに通じる効果を検証してみましょう。

 

苦み成分・ナリンギン

ナリギンの五感に与える特徴は独特の苦みと、針状の結晶が齎す、食べたときの口内や口唇に走るひりひりとした刺激です。満腹感を得やすい成分なので食欲を抑える効果がおもに際立っています。

 

他にも次のような効果が見られます。

 

抗酸化作用

毛細血管の強化による血流改善

抗アレルギー作用

脂肪蓄積から派生する生活習慣病の予防

脂肪分解作用

 

香り成分・ヌートカン

グレープフルーツにおいて最も注目されている脂肪燃焼効果を促進させる成分です。交感神経を活性化させて、脂肪燃焼を高めるβUCPといわれるタンパク質を生成します。交感神経が強く働くほど受ける作用が大きいものになります。

 

香り成分・リモネン

精神を穏やかにさせる香りは、全身をリラックス状態へと導きます。これにより過度のストレスや不規則な生活習慣によって血流不全を起こしていた血管が、緊張から解き放たれて血行が改善されます。全身の末梢まで血行を促進させる作用が期待できます。

 

善玉菌を増やす作用

グレープフルーツには悪玉コレステロールを阻害する働きがあります。善玉菌優勢な腸内環境を作り、便秘から派生する脂肪蓄積や付随する生活習慣病を改善してダイエットに繋げていきます。

 

成分同士が持つ相乗効果によって得られるメリット

グレープフルーツには成分の組み合わせから生まれる二つの相乗効果があります。

 

カリウム+ビタミンCの相乗効果

グレープフルーツ輸入率bPのアメリカではカリウムとビタミンCから得られる心臓の健康強化作用に着目し、グレープフルーツを心臓を守る食材として認定する動きが高まっています。カリウムには心臓や筋肉の収縮機能を正常にする働きがありますが、ここへ血管を強くするビタミンCが相乗することで心疾患を予防する心臓の健康が強化されます。

 

香り成分・リモネン+苦み成分・ナリンギン

味覚と臭覚への刺激が脳内伝達物質の働きを正常化させます。交感神経によって起こっていた精神の高ぶりがリラックス作用を齎す副交感神経へと傾き、ストレスそのものを解消へと導きます。